スペシャルティコーヒー以外って何があるの？

こんにちは！バリスタの福島です。

蒲田カフェは11/1〜11/30までのプレオープンが終了し12/1にグランドオープンを迎えました。沢山の方にスペシャルティコーヒーを召し上がって頂き、沢山の驚きの声と「美味しかった」を頂きバリスタやってて良かったなぁーと心から思いました(笑)。
引き続き、蒲田カフェをよろしくお願い致します！！

さて前回は『スペシャルティコーヒーの定義』でしたが、
今回は『スペシャルティコーヒー以外って何があるの？』です。

下の三角形の図は「コーヒーピラミッド」と呼ばれておりまして、調べると沢山出てくるのですが一般的に以下のように分けられます。

［１……スペシャルティコーヒー］
カッピングスコアで80点以上。更に高品質な85点以上のものは『トップスペシャルティ』90点以上の最も高品質なものは『トップオブトップ』と呼ばれ、通常のスペシャルティの価格よりも10倍近い値段で取り引きされるケースも……！

［２……プレミアムコーヒー］
カッピングスコアで76-80点、スペシャルティには届かなかったけど生産地が限定されているコーヒー。日本で有名な「ブルーマウンテン」はとても高値で取り引きされているんだけど、実はプレミアムコーヒーにあたります。

［3……コモディティコーヒー］
スーパーとかで扱われている、主に一般に流通しているコーヒー。喫茶店とかでよく見る「エチオピア モカ」とか「キリマンジャロ」とか「ブラジルサントス」とかもコモディティコーヒーになります。

［4……ローグレードコーヒー］
缶コーヒー等に使用されたり、安価レギュラーコーヒー、インスタントコーヒーなどがこちら。主に「ロブスタ種」っていう品種が使われる事が大半です。ロブスタは育ちやすいのですが独特な香りがあり、浅煎りには不向き。深めに焼いてコーヒーらしい香りを出して加工します。

このようにスペシャルティコーヒーはまだまだ流通量が多いとは言えませんし、一般のお客様には知られていない存在のコーヒーです。また、インスタントやレギュラーコーヒーと比較するととても高価ですし、気軽に買えるものでは無いかもしれません。

だからこそ、我々「蒲田カフェ」としてはこの素晴らしいコーヒーにフォーカスし、より沢山の方に知って、体感して貰いたいと考えてます。

スペシャルティコーヒーの様々な風味はフルーツやチョコレート、お酒や紅茶、ハーブやお花のような香りに表現されます。きっと好きな香りや味があるはず。初めはよく分からないと思うので、我々バリスタがお好みのコーヒー探しのお手伝いを致します！

お気に入りの一杯と出会い、スペシャルティコーヒーが身近に感じで頂けたら幸いです。

次回は「浅煎り、深煎りってなぁに？」についてお話しします！